スペイン人の主食はパン、そしてじゃがいもですが、パンは、必ずレストランに行って何かを注文した際に出てくるほど、絶対的な存在であり、食べる際には欠かせないアイテムだといえるでしょう。
そんなスペイン人が愛するパンの食べ方を紹介したいと思います。
ボカディージョが定番
彼らは、朝ごはんにはトースト(トスターダ)にしたパンの上に何かを載せて食べることがバルなどでも主流となっていますが、昼ご飯やブランチの時によく食べられているのが、ボカディージョと呼ばれるものです。
これは、簡単にいってしまえば、サンドウィッチです。
日本でサンドウィッチというと、パン耳を落とした白いパンの部分だけを使って、卵やハム、キュウリなどを挟んだものを指すのが一般的ですが、スペインのサンドウィッチは違います。
フランスパン(バケット)を小さくしたようなものを使うのですが、これは、スペイン人にとって、マストハブなパンで、大家族の場合は、紙袋に大量に入て毎日買い込むほどなのです。
大体1個数十円単位で売られているプチバゲットですが、これを真っ二つに横に切ります。
そして、好きな具を詰めていくのですが、さすがそこはスペインです。
生ハムを数枚、そして、チーズ(実はスペインはチーズもバリエーション豊富で、日本でも見かけないようなチーズもたくさんあるくらいチーズ大国です)を挟むだけで、もう最高のごはんとなります。
この具は一番スペインらしいのですが、他にも、普通のハムとレタス、チーズを一緒にしたものなども主流です。
しかも、基本的にスペイン人は、ハムは肉屋さん(もしくは、スーパーや市場の肉コーナー)に行って、その場で適当な厚さにスライスしてもらえます。
これがおいしさのポイントなのです。
スペインに行ったらおススメ
何よりもスペインで絶対やってほしい食べ方なのですが、こうやってお肉屋さんに行くと、大体の場合、その場でボカディージョを作ってもらうことができます。
肉屋にはチーズがそろっていたり、パンが準備されていますから、「ボカディージョを作って」と言えば好きな具を挟んでやってくれるのです。
日本でやる場合には、普通のバゲッドを適当な大きさで切って、半分に割り、そこに生ハムとマンチェゴチーズをはさんであげましょう。
ポイントは、パンを焦げ目がつくよりも前の状態くらいでトースターから出しましょう。
温かいパンにこれらを挟んで食べれば、もう最高の1食が出来上がりますので、コーヒーと一緒に食べてみてください。
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