今ではパンを食べる事は当たり前になりましたが、世界中にはたくさんの種類のパンがあります。
フランスや日本、アメリカなどのパンは比較的馴染みがある人も多いでしょう。
しかし、あまり普段口にする事が無い国のパンもあります。
ここでは中近東やインドのパンについてまとめました。
ピタ
このパンは中近東の都市部でよく食べられているパンになります。
歴史は古くて数千年前から今まで食べ継がれています。
オーブンで上下から高温で焼く事から、中には空洞ができるのが特徴的です。
半分に切って中にケバブなどの具を詰めて食べるのが一般的です。
もし、上手に空洞ができなかった時にはナイフで切り込みを入れてそこに具を挟んで食べます。
ホブス・アビライ
薄く焼いた平焼きパンの事です。
中近東の全域で広く食されています。
ホブスとはアラビア語でパンを意味します。
生地には主に中力粉が使用されていますが、コーンミールや強力粉、全粒粉などを混ぜる事もあります。
製法や焼き方に特別な決りはありません。
地域や部族によりいろいろなタイプのものがあります。
上に肉料理や野菜料理などをのせる事もありますし、肉を巻いて食べるなど食べ方は様々になります。
エキメキ
高温、短時間で焼き上げるトルコの食事パンです。
エキメキとはトルコ語でパンを意味します。
地方や家庭によっては味や形はいろいろですが、外はパリパリ中はもっちりしていて噛みごたえがあるものが一般的です。
トマト、ナスなど入った煮込み料理には欠かせないパンです。
またピタのように中が空洞になっているタイプもあり、これに具を挟んでいるものは、トルコの屋台で気軽に購入できます。
バル・バリ
小麦粉とイースト、塩のみで作るシンプルなイランの食事パンです。
表面はカリッとしていて香ばしくて中はしっとりとしてふんわりしています。
そのまま口にする事はもちろんの事、さっぱりした薄い塩味なので、いろいろな料理に合いやすいです。
具を挟みサンドイッチのようにし食べたりもします。
チャパティ
主にはインド、パキスタン、バングラデシュ、ネパールなどで食べられている薄い円形の全粒粉パンです。
食べる直前に鉄板を使い両面を焼いて、熱々のままで食べます。
ナンと同じように手でちぎってカレーや煮物を挟んだり、浸したりして食べるスタイルです。
まとめ
主食して各家庭で食べられいるポピュラーなパンになります。
パンは世界中にあります。
それぞれの国や地域で独自に発展して、その国のパンができあがります。
中近東やインドなどの馴染みがないパンもぜひ、旅行する事があれば思い出に食べてみましょう。
コメント