パン作りをする際に発酵時間は注意をしておいたほうがよいです。
気温によっても発酵の進み具合は異なりますが、最初はある程度の目安となる時間で発酵の様子をチェックするとよいです。
時間のチェックをする際に便利なものがキッチンタイマーです。
パン作りにおける発酵時間
パンは1次発酵と2次発酵があります。
1次発酵はパンを捏ねて、捏ねあがったら生地をボウルに入れて温かいところで2倍の大きさになるまで発酵をさせる工程です。
発酵しすぎてしまうとパサパサのパンになってしまいますし、発酵時間が短いと硬いパンになってしまいます。
ですから発酵をさせる時間というのは重要です。
キッチンタイマーを使うことによって、どれくらいの時間発酵させたのか、ということが分かります。
最初は短めに発酵時間を取り、様子を見て生地がちょうどよい大きさまで発酵するまで調整をするとよいでしょう。
キッチンタイマーの中には10分前、5分前にアラームで知らせてくれるタイプのものがあります。
このお知らせが鳴った時に様子をチェックするのもよいでしょう。
レシピ本には発酵をさせる目安となる時間が掲載されています。
初心者の場合にはこのレシピ本の発酵時間よりも10分程度早めにタイマーをセットして生地の状態をチェックするとよいでしょう。
それは天気や気候、湿度によって生地の状態が変わるからです。
レシピ本通りの気温、湿度にするのは大変ですし、多くのレシピ本には湿度や温度まで記載されていないことがあります。
一般的に夏は発酵が早く進み、冬は中々発酵が進まないということがあるので、天候や気温と相談しながら発酵の具合をチェックすることが大事です。
そのチェックのためにキッチンタイマーが必要となります。
ベンチタイムでも活躍するキッチンタイマー
1次発酵が終了をしたら、今度は生地を休ませる、ベンチタイムを取ります。
ベンチタイムの際にもキッチンタイマーを使いましょう。
ベンチタイムは発酵の具合をチェックする必要がないので、レシピ本に記載されている時間で設定をして大丈夫です。
10~20分のベンチタイムを取ることが一般的です。
その後、成形をして2次発酵を取ります。
2次発酵も気温や湿度と相談をして行うことが必要です。
菓子パンや総菜パンの場合には30分程度で設定をしているところが多いですし、食パンなどは40~50分の場合が多いです。
2次発酵が終了をする5~10分前にオーブンの予熱を開始すると良いでしょう。
パン作りには時間の計測が欠かせないので、キッチンタイマーは必需品です。
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