パンの保存は粗熱を取ってから
焼き上がったパンを当日中ではなく翌日、翌々日に食べるなら、完全に冷まして粗熱を取りましょう。
まず焼き上がったパンを、電子レンジで人肌くらいに温めたお皿に乗せておきます。
冷えたお皿に焼き上がったパンを乗せると、温かいパンと冷たいお皿でパンの底面に水蒸気が出て、パンが湿ってしまうからです。
パンを重ねて並べるのではなく、1つ1つ重ならないようにお皿に並べ、しっかり粗熱を取るのです。
粗熱を取ったパンをスライスしてラップに包み、ジップロックに入れる
パンを保存する場合、パンをスライスするのは温かい状態ではなく、粗熱を取って冷ました後です。
パンが温かい状態、焼き上がった直後は、パンの中央部分に水分を多く含んでおり、時間をかけて粗熱を取りながら水分がパン全体へ行き渡るのです。
焼き上がったばかりのパンをスライスした時に「切りにくい」と感じるのは、外は乾燥しているのに中に水分が溜まっているからでしょう。
粗熱を取ったパンは、食パンやフランスパンならジップロックに入るくらいの大きさにスライスしてください、クロワッサンなど小さいパンはそのままでOKです。
そしてスライスしたパン1つ1つを大雑把でもいいのでラップで包んで、1つ1つジップロックへ入れていきます。
ジップロックに入れた後、なるべくジップロック内に空気が入らないようにしましょう。
冷凍庫で保存する
ラップで包んで空気を抜いたジップロックに入れたパンは、冷蔵庫ではなく「冷凍庫」で保存します。
冷蔵庫で保存すると、でんぷんが劣化してせっかく焼いたパンがカサカサになってしまうので注意しましょう。
冷凍保存はおよそ2週間可能、しかし見た感じ白カビが生えていたり、匂いがおかしいと思ったらそのパンを食べるのはやめておきましょう。
食べる時は自然解凍のちにトースター
冷凍保存しておいたパンを食べる場合、まず15~20分程自然解凍します。
自然解凍している間にトースターを温めておいて、大体4~5分程度の時間、パンを焼いて食べましょう。
一度トースターで焼いたものの、触るとまだちょっと冷たかったり、べちゃっとしていて水分が多いなら、もう一度焼いてください。
注意した方がいいパンの状態
パンを切ったら糸を引いている、または酸っぱいような匂いがする、白もしくは青、緑などのカビが生えている、固くて違和感があるなら、食べないようにしましょう。
手作りのパンは余計な物を入れていません、その余計な物が入っていないのが良いところであり、傷みやすいデメリットでもあります。
冷凍保存したパンを食べようと思ったけど何だか状態がおかしい、と思ったら、勿体ないと思うでしょうが健康のためにも捨ててください。
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