ブリオッシュは、日本でも人気のパンの一つです。
ブリオッシュはフランスの菓子パンとして、お菓子のような柔らかな歯ごたえが人気のパンです。
ブリオッシュの発祥
ブリオッシュの発祥は、なんと中世まで遡ります。
発祥は16世紀のノルマンディー高地地方です。
フランスの北西に位置するノルマンディー地方はバターなど乳製品の名産地として知られています。
そして18世紀にはかの有名なフランス王妃マリー・アントワネットも、ブリオッシュを指して、「パンが食べられないのならお菓子（ブリオッシュ）を食べればよいのに」と言わしめました。
ブリオシュは古くから宮廷などでも親しまれてきたフランスの名物です。
そしてブリオッシュは実はいろいろな形がありますが、もっともよく知られているのはブリオッシュ・ア・テート（「頭のついたブリオッシュ」の意味）です。
だるまのような形のもので、名前の由来はフランス中世の僧侶の頭に似ていることから名づけられました。
他にも王冠形のクーロンヌ、円筒形丸型のムスリーヌ、食型で焼いたナンテールなどがあります。
ブリオッシュ・デ・ロワは普通のブリオッシュよりも大きく、王冠のような環型の生地を砂糖漬けの果実などで飾りつけるようなお菓子もあります。
またブリオッシュの生地は、クグロフ、サヴァラン、ババなどにも使われ多くのお菓子ともよく合うのが人気です。
ブリオッシュの材料
ブリウォッシュの材料は、普通のフランスパンとは違い、水の代わりに牛乳を使い、バターや卵を使うことでよる軽い口当たりでふんわりとしたパンになります。
材料はケーキに近いく、通常のパンと比べて小麦とバター、卵、牛乳、砂糖の割合がとても高いのが特徴です。
ちょうどパウンドケーキとパンの間のような印象のパンです。
最近は、日本でもこのブリオッシュをアレンジしたいろいろな人気商品が発売されています。たとえば、「南仏ブーランジェコンテスト最優秀賞」をしたベーカリーカフェ「ヴィクトワールVictoire」の、「とろけるブリオッシュ」はお家の電子レンジでチンするだけで、まるで焼きたての生地がお口のなかでとろけるようと大人気です。
最近オープンした『マリオジェラテリア みなとみらい店』で限定販売されている「ブリオッシュ コン ジェラート」はブリオッシュの生地にジェラートを挟んで食べる、イタリア・シチリア発祥のお菓子です。
そしてコンビニなどでも販売されている菓子パンで厚切りブリオッシュのフレンチトーストなども人気です。このようにいろいろブリオッシュに関連する商品がたくさんあるんですよ！
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