パン作りは粉ふるいから始まる
パンを作るときはまず材料を計って準備したら、一番最初にするのが粉と砂糖、塩、ドライイーストなどの粉物を合わせてふるう事です。
粉ふるいでふるいにかけることによって、小麦粉などのダマになっている部分を取り除いたり潰して細かくしたりできますし、虫などが混入している際にも取り除く事ができます。
また、粉類が偏ることなくまんべんなく混ざり合い、空気も含ませる事によってイーストが働きやすくなるという理由もあるようです。
さあ、これからパンを作るぞと言うときに、使いにくい粉ふるいでストレスを感じるのはとても残念な事なので、使い勝手の良い粉ふるいがあると、パンを作るのもより一層楽しくなりますね。
粉ふるいの種類
粉ふるいの簡単な種類を説明しましょう。
最近良く見るのがステンレス製で、持ち手のところが二重になっており、それをかしゃかしゃと握ると、ふるいの中のバネが動いてすばやく粉をふるえるというもの。
こちらはとても使いやすく粉をふるう時間も比較的短くて住むのでとても重宝します。
ただし、網とバネの間に粉が詰まったりして使い終わった後の掃除が少し面倒です。
粉ふるいは使った後水洗いをしないそうです。
ついた粉を良く落とし、取れないところは筆のような物で払うとよいでしょう。
その後虫がつかないようにビニール袋などに密閉して保管します。
しかし長く使わないときにはやはり水洗いをしてしっかり乾かして置いたほうが衛生的には良い気がします。
次に、そういった機能のついていないシンプルな裏ごし器のようなもの。
こちらは粉を入れて、片手で持ち、もう片方の手で叩いたり、ゆすったりしてふるいます。
少々時間はかかりますが、逆に使い終わった後のお手入れはしやすいです。
こちらも同じく水洗いはせず粉を落とし、ビニール袋に入れて保管。
長期使用しない時は水洗いをして乾燥します。
いろいろ見ていますと、やはり洗わないのは嫌な方が多いのか、洗える粉ふるいという物を見つけました。
網の部分を分解して洗う事ができます。
そしてこちらはポリプロピレン製で耐熱温度110度で食器洗浄機にも対応している優れものです。
パン作りにはこれくらいの種類の粉ふるいがあるくらいかなと思っていましたら、その他にまだ木製の粉ふるいがありました。
用途としてそば粉ふるいにと書いてありましたが、パン作りにも使えると思います。
こちらは木地が濡れるとステンレスよりも乾きにくいのでやはり水洗いはしない方が良いと思います。
最後に少量の粉をふるう用の物を紹介しますと、こちらは軽量カップくらいの大きさで持ち手がついており、粉を片手でふるいます。
パンを作る材料をすべて一度に入れてふるう事はできませんが、例えば出来上がった揚げパンにきなこなどをまぶす時に使ったりします。
粉のふるいやすさ、後始末のしやすさ、素材、デザイン、などいろいろ比較検討して、ぜひ自分にあった粉ふるいを手に入れて楽しくパン作りができるといいですね。
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