パン作りの様々な箇所で使えるスケッパー
スケッパーはパン作りになくてはならない道具です。
100円ショップでも購入できますが、製パン材料の専門店で売っているものでも安価なので、製パン専用のスケッパーの方が扱いやすいですし傷みにくいです。
様々な使い方があり、とても便利なものです。
スケッパーは、丸みを帯びた部分と平らな部分、そして平たい面の部分がありますが、時と場合によって、適切な部分を使います。
まず第一にパン生地を捏ねる時にスケッパーを使います。
パンの材料を計量してパンをこねますが、その際にボウルに材料が残らないようにスケッパーできれいに擦り取ります。
その時にはスケッパーの丸みを帯びた部分を使います。
麺台でパン生地を捏ねる時には、麺台や手に生地がくっついてしまった時などに、スケッパーを使って生地をこそぎ取ることにも使います。
その時にはスケッパーの平らな部分を使います。
第二にパン生地を分割する時にも使います。
一次発酵が終わって、大きなパン生地を一つ一つの分量にスケッパーの平らな部分で分割します。
第三に成型する時に使います。
主にパン生地に切り込みを入れたい時に使うといいです。
クリームパンなど、具材を包んでパンの端に切り込みを入れたい時にスケッパーでカットします。
ロールパンなど、くるくる巻いたパンを輪切りにしたい時にも、あまり硬い具材でなければスケッパーでカットできます。
一つの種類のパンが終わって、次のパンを作る時に台の上をきれいにしたい時には、スケッパーの平らな部分でこすります。
成型したパンが崩れやすい時には、スケッパーに乗せて移動させることもあります。
スケッパーのその他の使い方
長さを計る時にも利用することもあります。
小さめのコッペパンなど、スケッパーの長さに合わせて成型すると、いくつも同じ長さのパンを作ることができます。
他には、袋に入れたクルミを台の上に置き、スケッパーを乗せて上から強く押すとクルミが上手く割れます。
また、メロンパンのクッキー生地などをちょっと伸ばしたい時にも、スケッパーの面の部分で押すこともあります。
そうして、パンを作る時には頻繁にスケッパーを使っています。
パン作りを終了して掃除をする時には、使い古したスケッパーは便利なので、捨てないように取っておきましょう。
使った後の天板を掃除する時に、スケッパーを使ってこすると、天板が傷つかずにきれいになります。
オーブンや、パンのケースなど、機材の隅の掃除しずらい部分も、スケッパーを使うと上手くいくこともあります。
スケッパーの使い方は、アイデア次第でまだまだ使い道はあるでしょう。
パン作りの他の道具が気になる方は、以下の記事も参考にして頂ければと思います。
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