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強力粉

パン作りの材料

強力粉は小麦粉の種類の一つです。

小麦には複数の種類があります。

硬さで種類分けされていて、硬質小麦、中間質小麦、軟質小麦、という種類があり、強い小麦粉ほど粗く挽いてあります。

硬い小麦粉から順に、強力粉、中力粉、薄力粉が作られています。

強力粉は主にアメリカ産やカナダ産が使われていて、小麦粉の種類の中では一番タンパク質の含有量が多い小麦粉です。

国産の小麦はタンパク質の含有量は低く、あまりパンには使用されませんでしたが、近年ではさまざまなパンの種類があり国産小麦も使用されるようになりました。

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強力粉はタンパク質が多い小麦粉

小麦粉はその種類によってタンパク質の含有量や質に違いがあり、その使用用途によって適した小麦粉を使う必要があります。

強力粉のタンパク質含有量は11.5~13.0%、一番弱い薄力粉は6.5~9.0%とその差は歴然です。

小麦のタンパク質はグルテニンとグリアジンと呼ばれる2種類のタンパク質があり、このタンパク質に水を加え練り合わせるとグルテンと呼ばれる組織が出来ます。

強力粉のタンパク質は多いので、発生するグルテンの量も多くなり、粘弾性が強くコシのある生地が出来上がります。

加熱すると硬くなるのでお菓子作りには向いておらず、お菓子作りの際は薄力粉が使われます。

強力粉は主に、パン、ピザの生地、餃子の皮、パスタ等の麺類などに使われています。

強力粉がパンに使われているのはその働きが最も適した小麦粉だからです。

パンが膨らむのは、パン生地を発酵させる際にイースト菌から炭酸ガスが発生し、その際に炭酸ガスをグルテンが包み込み、生地を外に押し上げて膨らみます。

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弾力性が高いためパン作りにもおすすめ

強力粉はその特徴であるタンパク質の量の多さの為、グルテンの粘弾性の強さやその量が多くなります、そのおかげで弾力性のある膜が出来、発生した炭酸ガスを外に逃がしづらくなり、よりふっくら弾力性のある生地が出来上がります。

ふっくらとキメの細かいパンに最も適している小麦粉だと言えます。

フランスパンやクロワッサンなどパリッとしたものや硬めのパンの場合は、準強力粉と呼ばれる少しタンパク質が少ない強力粉が適しています。

強力粉にも種類があります。

現在、国産、外国産、メーカーやショップオリジナルの強力粉など、かなりの種類の強力粉があります。食パン、菓子パン、惣菜パンそれぞれに合った強力粉がありますので、強力粉を選ぶ際にはよく特長を確認しましょう。

使用用途に合った強力粉を選ぶことによって、よりこだわりを持ってパンを焼き上げることが出来ます。

パン作りが初めての方は以下の記事も参考にして頂ければと思います。

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