パンを冷凍するなら
安くてつい買いすぎてしまった食パンなど、急いで食べたって梅雨時期や夏なんてすぐにカビが生えてしまった・・なんてことはありませんか?
そんな市販のパン、冷凍して保存できることはみなさんご存知のはず。
しかし、冷凍臭くならないとか上手に焼けなかったとか、結局うまく食べれなかったという方も多いようです。
冷凍庫に入れる時、買ってきた袋のまま入れたりしてませんか?
パンは乾燥してしまうと途端に味が落ちます。
なので買ってきてそのまま置いておくと、どんどん水分がなくなってきて味が落ちてしまうのですが、冷凍すると元々パンが持っていた水分ごと凍りますので、パン自体の水分は保てます。
しかし、温度が低い冷凍庫の中は、いわば冬の街のように空気が乾燥していますので、冷凍庫の中で空気に触れていれば乾燥していきます。
まずは、パンを冷凍庫の中で乾燥しないようラップに包むことが必要です。
ロールパンや小さいパンで一つ一つ包むのが面倒だという方は、チャック式の密閉袋などにできるだけ空気を抜いて入れることをお勧めします。
食パンの場合はできれば1枚1枚ラップに包んだ方が使いやすいです。
ラップに包んだものは大きめのチャック式の袋かきっちり封のできる袋に入れて冷凍してください。
冷凍パンを解凍する方法
冷凍パンを食べるときは、あ、あれ冷凍庫にあったはず!みたいな感じで、冷凍パンを食べることがあると思います。
そんな時はもちろん急遽パンを解凍して食べることになるのですが、まずはいきなりトーストしても、表面はこんがり焼けて食べれても中心が解凍できてないということもあります。
以前カフェで働いていた時は、冷凍パンをまずレンジで軽く(ロールパン1個につき10〜20秒くらい)チンします。
それからトースターで焼きますが、トースターに入れる時に霧吹きで水をシュッシュと1・2度吹きかけてから焼きます。
焼き時間はお好みですが、表面がこんがりするくらいがちょうど良いと思います。
トースターに水分を入れることで、蒸気がたちふんわりサクッとしたパンに焼きあがります。
これでもう、焼きたてパンのような状態になっています。
ぜひ熱いうちにバターでも塗ってお召し上がりください。
ちょっとした一手間ですが、食材を捨てることもなくいつもよりパンを美味しく焼いたということが、丁寧な台所仕事をした気分になって気持ちよく朝食の時間を迎えられる気がします。
ぜひお試しください。
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