中米であり、北米でもある国、メキシコでは、トルティージャという、コーンや小麦粉をベースにしたマサ(これらを生地にしたもの)を薄くのばして焼いたトルティージャが主食となりますが、パンもよく食べられています。
ボリージョ
メキシコでよく食べられているパンはボリージョとと呼ばれるものです。
これは、バゲットをもうちょっとふっくらさせてコンパクトにしたものです。
ちなみに、バゲットのようなものが主流となっているのは、メキシコは、フランスからパンの技術を昔教えてもらったということがあり、その文化が残っているからだといわれています。
そんなミニバゲットもどきを半分にカットし、パンの白い部分をくりぬきます。
これはもったい無いと感じる人もいるので、それをやらなくても良いと思うのですが、このくりぬいた部分の中に、たっぷりと煮豆を入れます。
中南米では欠かせないフリホーレスという金時豆の塩煮なのですが、にんにく、玉ねぎと塩とオイルで煮詰めたものです。
それを適量スプレッドし、今度はその上にピザ用のチーズ、もしくはとろけるチーズなどをのせてください。
そのままオーブントースターに1,2分かければ、チーズはとろっと、パンはサクッとして豆も香ばしくなり、本当においしいです。
メキシコと言えばサルサ
もちろん、このまま食べてもすごくおいしいのですが、お好みで、目玉焼きをのせて食べても良いでしょうし、メキシコらしくサルサをかけてもよいでしょう。
サルサは簡単に作れて、トマトとチリを焼き、ニンニクと一緒にミキサーにかけ、最後に塩をいれ、パクチーを刻んだものを混ぜ合わせれば完璧なメキシコの味になります。
それを焼きあがった所にかければ、ちょっと大人なメキシコ風パンの食べ方になります。
他にも、自由に自分でアレンジすることはできます。
例えば、全てをセットしてオーブントースターにかける前に、マヨネーズをつけたりしても良いですし、ちょっと和風にするならば青のりやおかかなどをかけてみても良いので、このやり方にプラスして、自分らしい味を追求してみるのも楽しいですよ。
豆をもちいているということもあり、かなり腹持ちが良いですし、豆は体にも良いたんぱく質ですから、健康的なパンの食べ方でもあります。
オーブントースターがない方は、パンをフライパンである程度焼いてから、その上に豆とチーズをのっけて再び弱火でフライパンにかけてあげればチーズもとろけて美味しくなるのでやってみてください。
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