自宅でパンを焼き始めていまだにうまく焼けないのはハードパン、特にバケットは難しいなと思います。
バケットが焼けないとフランスパンは作れないのでしょうか。
ここでは、自宅で焼けるフランスパンを紹介したいと思います。
バケットは何故難しいのか?
バケットはまず、生地のこね方からして普通のパンと違ってくるんです。
こね過ぎてもだめ、しかも水分が多いのでベタベタしてなかなかまとまりません。
バケットにはクラムと言われる気泡がありますが、それを作るための成形というのがどうもコツがつかめないのです。
さらに、クープがうまく開かないとなるとただの棒のようなパンになってしまいます。
切った断面はクラムのないつまったパン生地に・・・。
もう、バケットは手作りは無理ではないかと思うくらい奥が深すぎるのです。
別のフランスパンはどうか?リュスティックに挑戦
リュスティックとはフランス語で「田舎風」という意味です。
パン生地の水分が多く、成形が難しいため、生地を分割したまま、二次発酵に入れて焼き上げます。
成形をしない分、バケットよりは簡単に焼くことができました。
クラムもあってしっかりとフランスパンになっています。
小麦粉の甘みを感じられる素朴なパンなので、飽きずに毎日でも食べることができます。
ただ、バケットよりは簡単といっても、クープを入れるときに生地の中にあるガスが抜けてしまったり失敗することも多々あります。
ブール
ブールとはバケットと同じ生地を丸めて焼いたパンです。
生地を丸めた成形でバケットよりは簡単、皮が固く中はふわもちっとしたとても噛み応えのあるパンになりました。
カンパーニュ
小麦粉の他に、ライ麦や全粒粉などを混ぜ、丸く焼き上げたパンです。
バケットと違い、クラムのないつまった生地になりました。
クッペ
バケットと同じ生地をラグビーボール型に成形し、一文字のクープを入れて焼き上げました。
バケットよりクープの入れ方は比較的簡単でオススメですが、クラムがうまく入らないのが課題です。
塩麹を使う
フランスパンは自然酵母で焼き上げると聞きます。
シンプルなだけに、生地のうまみが重要とのこと、自然酵母は少しハードルが高いので、塩の代わりに塩麹を使ってみました。
麹の甘みで生地がほのかに甘くなるのでオススメです。
まとめ
バケット以外のフランスパンにいろいろ挑戦してみました。
どれも、バケットよりは多少難易度が低いというだけで、やはり難しいことは変わりはありません。
これからも、自宅で美味しいフランスパンを焼けるようになるように研究していきたいと思っています。
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