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パン生地を焼成させるコツ!パン作りの最終工程

パン作りの工程

「パンに焼きムラが出来てしまった」

「パンを焼いている間にオーブンを開けてもいいの?」


パンの二次発酵が終わったらようやくパン作りの最後の工程である焼成になります。

その名の通り、焼成はパンをオーブンに入れて焼き上げる工程です。

自宅で焼きたてパンの香りをさせたいと思っていた方もようやくその段階にきました。


しかし、ここで失敗すればすべてが水の泡となりますから、最後の最後まで丁寧に進めることを忘れないでください。

パンの焼成で重要なことは、焼くときの温度もそうですが、

必ず予熱をすること

にあります。

しっかりと温まっていないオーブンに入れてしまうと固いパンが出来てしまい、せっかくここまでの作業が上手く出来ていても美味しいパンが出来上がりません。


そこで今回は美味しいパンに近づけられるように、パンの焼成に関してのコツなどをご紹介させて頂きます。

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オーブンの予熱

冒頭でもお伝えさせて頂きましたが、パンはオーブンがしっかり温まった状態で投入する必要があるため、予熱をしなくてはなりません。

なぜなら。予熱をして高温の状態でパンを焼き始めることで、

パン生地の表面にある水分が飛び過ぎない

ことで、ふんわりとした焼き上がりに仕上げることができます。

逆にこの工程を忘れてしまうと焼きムラができ、

固くて味の悪いパン

になってしまうのです。

そのため予熱は忘れないようにしましょう。


予熱を始めるタイミングは、パンをオーブンに入れる前の30分~1時間ほどを目安にしてください。

家庭用のオーブンは火力不足なこともあり焼き上がりに影響しますので、下火設定が付いていないオーブンを使う場合は、予熱の温度設定を最大限まで上げて天板も一緒に温めるようにしましょう。

そうすることで全ての面にしっかり焼き色を付けることができます。

なおパン型を入れる際にはレシピ通りの温度と焼き時間に戻しておくのも忘れないようにしてください。

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パンの焼き上げ

予熱が済んだら天板にパン型を載せ、素早くオーブンにセットします。

ここに時間をかけてしまうと、

オーブン内の温度が下がってしまう

ので注意しましょう。


パン型に対してオーブンの天井が6㎝以上、側面も4㎝以上離れているのが理想です。

小さいオーブンを使う場合は型のサイズも合わせてください。

そして

パン型に対して適正な量の生地を入れる

のも上手に焼き上げるポイントです。


山型の食パンを作る場合は上部の膨らみがありますので下段に天板をセットします。

温度や時間はレシピ通りに設定してください。

食パンの場合は、180℃~200℃30分~40分焼くのが一般的です。

また焼き始めてから20分経過するまでは、何があっても扉を開かないようにしましょう。

外気が入ることでパンの膨らみを作るグルテン層が崩れてしまいますので、焼き加減のチェックは時間が経ってから行ってください。

またどうしても焼き色が片方にしか付かないという場合は、

天板の向きを入れ替える

ときれいに焼くことができます。

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パンが焼きあがった後

パンをオーブンから取り出したら、型を7㎝くらいの高さに持ち上げそのまま作業台に落とします。

衝撃を与えることで、

パンに含まれている水蒸気を飛ばすことが出来る

ので必ず行いましょう。

またこの作業を行うことで、パンも型からスポッと外れます。

型から取り出したパンは金網に載せて20分~30分ほど冷ましてください。

焼き立てはとても美味しそうに感じますが、パンは冷まさないと本来の風味や触感を味わえません。

そのため食べ頃になるまで少し我慢しましょう。

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まとめ

今回はパン作りの最終工程である焼成についてご紹介させて頂きました。

ふんわりとパンを焼くためには、まずパンを入れる前にオーブンを必ず予熱させましょう。

そして焼いている間はオーブンを開けると温度が下がってしまうので、見たくなる気持ちを抑えて見守ってください。

焼きあがった後は少し衝撃を与えてあげることで、水蒸気を飛ばすことが出来るので必ず行うようにしましょう。

以上の3点を焼成の際には注意して頂き、美味しいパンを焼きあげて頂ければと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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