「プレッツェル」はお菓子として有名ですね、棒状の焼き菓子です。
ドイツが発祥のお菓子で、アメリカで伝統的なものはハート型を捻ったような独特の形状をしています。
「2002年に当時のアメリカ大統領がのNFLのゲームを自宅のソファでテレビ観戦中に喉に詰まらせてしまった!」というニュースから日本でも一躍メジャーになったお菓子です。
なぜか粉々になった形のプレッツェルも袋に入って売っていますね。
プレッツェルは列記としたパンの一種
実はこの「プレッツェル」は元々はパンだったんですね。
北米ではお菓子タイプの焼き菓子と柔らかいパンタイプとがあります。
パン屋さんの看板にはこの「プレッツェル」が描かれます。
どちらもプレッツェルですがパンタイプはソフトプレッツェルと呼ばれます。
フランスでは焼き菓子のプレッツェルはないようです。
ハートを捻ったような形ですが語源は「bracchium」といい「腕」なんですね。
腕組みをしている様子なのだそうです。
プレッツェル歴史は古く、はっきりと起源はわかっていません。
独特の形は「祈りを捧げる修道士」の形で三つの穴はキリスト教の三位一体の象徴だという説もあります。
多分、あとから「そう見えなくもない」というお話だと思われますが。
プレッツェルの材料と作り方
このプレッツェルは作り方も少々変わっています。
生地はベーグルに似ています。
材料は小麦粉とイースト、砂糖、塩、重曹など。
お好みで牛乳や無塩バターも追加出来ます。
材料を混ぜて、15分ほどねかせます(ベンチタイム)
成型して「湯がき」ます、焼く前に数秒間「水酸化ナトリウムを溶かした水につけます。重曹でもOKです。(ここがベーグル生地に似ているところです)
オーブンで200度、20分程焼くと空気と二酸化炭素と反応して、表面が茶色になります。
焼き上げる前に岩塩(大きい結晶の塩)の粒をまぶします。
トッピングはチョコレートもあり!
食べるときにはこの岩塩を手で払い落として食べます、パンについた塩は食べません。
スナックとしてはもちろんですが岩塩と一緒にブラックペッパーをまぶせばビールに合うおつまみに。
ドイツではプレッツェル売りという伝統的な仕事があり、パブなどビールを飲む場所で販売しています。
プレッツェルバーガーも美味しいです。
大きなソフトプレッツェルを真ん中で半分にスライスしてチーズ、パティ(肉ならなんでも良いらしい)レタスなどを挟みます。
またハードタイプのプレッツェルは日持ちがしますのでたくさん作って、クッキージャーポットに入れておけば見た目もかわいい手作りお菓子です、ラッピングしてハロウィンのお菓子としてピッタリです。
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